軽量・高感度・操作性の高さ!!
エギングにおいてこの重要視される部分を高次元で実現するSHIMANOのエギングロッド最高峰モデル『Sephia XTUNE(セフィアエクスチューン)』。
大手メーカーの一つが展開するエギングブランドとだけにエギンガー達からなにかと注目を集めてるロッドの一本ですね。多分。
今回はそんな『Sephia XTUNE(セフィアエクスチューン)』のスペックや特徴、気になる使用感についてまとめていきます。
ざっくり特徴
はじめに特徴について簡単にまとめてみます。
まず一つめの特徴でありポイントとなるのは、やはり本体の軽さという所ですね。エギングはシャクリ続ける釣りなので、特に長時間の釣りにおいて軽さはそれだけで十分な武器になると言えます。
加えて、セフィアエクスチューンには「スパイラルX」や「ハイパワーX」 といったネジレ及びツブレに強いシマノ独自の強化構造を用いて、しなやかながら強度とパワーを確保。
そしてグリップには、リアグリップとカーボン一体成型の中空構造「カーボンモノコックグリップ」を採用。高い感度の実現と軽さに寄与します。
などなど。
一部のみの搭載システム・技術について書き出してみましたが、他にもシマノと言えばの素材や技術(下記)がとことんまでに採用・搭載されてて、ボヨン感ないキビキビとしたシャクリが行いやすく一日シャクっても疲れづらい。
また軽いエギの操作、ハイプレッシャーフィールドで必要とされる繊細な釣りにも対応する軽さ・優れた操作性・高い感度・パワーを備えた様々なシーンに適応する現代のエギングにマッチした仕様のロッドって所ですかね。
主な搭載システム
上記では説明でけなかった技術面について!効果と共にチェックしていきます。
【スパイラルX】
斜め繊維に横繊維の機能を持たせたブランクス。ネジレやつぶれに強く、更に軽量化を実現。
【ハイパワーX】
ネジレを抑え込むシマノ独自の強化構造。ブランクスの性能を最大限に発揮できる。
【スパイラルXコア】
シマノ独自の基本構造【スパイラルX】にナノアロイ®テクノロジーにより実現した高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用した曲げ、ネジレ、つぶれに強い次世代の基本構造。(追加機種:S808L+、S805ML+に採用)
【CI4+】
リールシートに採用されているシマノ独自の素材。高強度で軽量。ロッド自体の感度や操作性の向上にも寄与。
【カーボンモノコック】
カーボン一体成型グリップ。中空構造で軽くまた振動伝達性(感度)を向上させる。
【Xガイド】
小さい、軽い、強いの3拍子揃ったシマノオリジナルガイド。振り抜け感やラインの追従性が良くて糸がらみといったライントラブルを軽減させます。
【マッスルカーボン】
通常のカーボン素材に比べて繊維間の隙間が少なく樹脂を削減した高性能素材。
【タフテックα】
しなやかで繊細な曲がりを実現させたカーボンソリッド穂先。(S806ML-Sのみに採用)
【ソフチューブトップ】
ソリッド並みのしなやかさを+した軽量で高感度のチューブラー穂先。(S804L+とS706MLに採用)
こんな感じ。
穂先からグリップに至るまで妥協を許さない最高峰モデルと呼ばれるだけの技術・システムが用いられています。
スペック情報

■ Sephia XTUNE S706ML
・全長:2.29m
・自重:95g
・継数:2本
・仕舞:118.1cm
・先径/元径:1.6mm/11.1mm
・エギサイズ:1.8-3.8号
・PEライン:0.4-1.0号
・価格:48,800円
ショア・オフショア限らず対応。またショートレングスならではの抜群の操作性を備えるモデル。
■ Sephia XTUNE S803ML
・全長:2.51m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:128.9cm
・先径/元径:1.6mm/11.1mm
・エギサイズ:1.8-3.8号
・PEライン:0.4-1.0号
・価格:49,300円
1.8~3.8号までの幅広いエギを使ったテクニカルな展開を得意とするモデル。
■ Sephia XTUNE S804L+
・全長:2.54m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:130.6cm
・先径/元径:1.6mm/11.1mm
・エギサイズ:1.5-3.8号
・PEライン:0.3-0.8号
・価格:49,800円
Lの繊細さとMLの強さを合わせたパワーで高精度にエギを操作可能なモデル。
■ Sephia XTUNE S805ML+
・全長:2.57m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:132.0cm
・先径/元径:1.6mm/ー
・エギサイズ:1.8-4号
・PEライン:0.4-1号
・価格:49,800円
3.5~4号とやや大型エギと相性良し。また潮が速いエリアも得意とするモデル。
■ Sephia XTUNE S806L
・全長:2.59m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:132.9cm
・先径/元径:1.6mm/11.1mm
・エギサイズ:1.5-3.5号
・PEライン:0.3-0.8号
・価格:49,800円
小型〜定番サイズのエギを扱えて幅広いシーンに対応するスーパーバーサタイルロッド。
■ Sephia XTUNE S806ML-S
・全長:2.59m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:132.9cm
・先径/元径:0.9mm/11.1mm
・エギサイズ:1.8-3.8号
・PEライン:0.4-1.0号
・価格:49,800円
穂先、手感度で極小なアタリも見逃さないティップ仕様で低活性時にも強いモデル。
■ Sephia XTUNE S806M
・全長:2.59m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:132.9cm
・先径/元径:1.6mm/11.6mm
・エギサイズ:2.0-4.0号
・PEライン:0.5-1.2号
・価格:49,800円
2〜4号までエギと幅広いシーンに対応のスーパーバーサタイルモデル。
■ Sephia XTUNE S808L+
・全長:2.64m
・自重:100g
・継数:2本
・仕舞:135.5cm
・先径/元径:1.6mm/ー
・エギサイズ:1.5-3.8号
・PEライン:0.3-0.8号
・価格:49,800円
レングスを活かした遠投を得意とし、遠距離でもしっかりエギを操作出来るという飛距離性・操作性に優れるモデル。
■ Sephia XTUNE S902M
・全長:2.79m
・自重:110g
・継数:2本
・仕舞:142.9cm
・先径/元径:1.6mm/12.6mm
・エギサイズ:2.0-4.0号
・PEライン:0.5-1.2号
・価格:50,300円
3~3.5号のエギの遠投性能とジャーク性能を高めたロングレングスモデル。
以上。NEWモデル追加の計9機種。
どの機種も基本的に、軽量(1.5or1.8号)〜定番・大型エギまで扱えますが、レングスやアクション、設定によって得意とする釣りは異なります。
なので、選ぶ際にはある程度自身のやりたい。想像する釣りに向いた仕様のものを選ぶと想像をより現実に近づける釣りが出来るのではないかと思います。
使用感について!
実際にセフィアエクスチューンのユーザーからはどのような声が挙がっているのか?調査してみましたm(_ _)m
良・悪の声を一部まとめてみます。
良い所。
・バランスが良く軽いため一日中シャクっても疲れない。
・柔らいけど張りがあるため、ストレスなくシャクリやすい。
・ガイドの糸通りがよく遠投性に繋がる。
・しっかりとしなやかに曲がるのでファイト中の身切れが少ない。
・ソリッドティップモデル使用時、手感度はもちろんあるがそれだけでは分から
ない小さなアタリでもティップ入り込み目感度もかなり良い。
・何と言っても持ってて嬉しい使って楽しい!
不満点
・グリップエンドが傷つきやすい。
・穂先の絡みがちょこちょこある。
など。
ぷちまとめ
不満点ももちろんありますが、やはり目立つは良い所ですね。特にキャストやシャクリといった操作性、感度に関しては流石といった印象を受けましたm(_ _)m
一方で不満点の一つとしてあげたグリップエンドの傷つきやすいって所はちょっと納得。
ただそこは素材が素材だけに致し方なし・・・・って気もしますけどね(・へ・)
と、その点を差し引いても余る高い性能を有するシマノエギングロッド最高峰モデル『Sephia XTUNE(セフィアエクスチューン)』。エギングにおいて高みを目指そうと言うエギンガーは是非、此奴と共にさらに上を目指してみては如何でしょう?
引用・出典元:SHIMANO